強い、弱い

フォルテは強く、ピアノは弱く、と習いますね。

音の強さのことだと思われていることが多いと思います。

もちろんそうなのですが、それだけでしょうか。音楽は感情の世界ですから、「強い」も「弱い」も色々あります。

 

「強い」ってどんな感じでしょうか。

力強い、荒々しい、熱い、激しい、怒り

 

「弱い」はどうでしょう。

寂しい、悲しい、切ない、泣く

 

でも、寂しくても悲しくても湧き上がる力は、「強い」になります。

 

こんな風に「強い」「弱い」という強弱が大切なのではなく、それをどんな風に表現するのかが最も大切です。フォルテやピアノという表記は、その表現のためであって、それを読み取って表現するのは演奏者ですね。

 

レッスンではそれを一緒に探しましょう。

2022年02月09日|ピアノと音楽:ピアノと音楽