先日小学生の生徒さんがこんなことを言っていました。
「譜読みが早くなったから練習時間が増えた!」
これはどういうことなのでしょう?
ピアノにはどうしても譜読みという作業は避けられません。
譜読みは、どのレベルになってもしんどいものです。とにかく根気が必要です。
それなのに!!
譜読みはピアノには向かっているものの、その曲を上手に弾くための練習ではないのです。
そのことを、その生徒さんは気付いたのですね。
譜読みが終わってからが、本当の練習。
だから、ピアノに向かう時間が同じなら、譜読みはさっと早く終えられるほど「練習時間」が増えたと言っているわけです。
そのことを自分で気付けたのは、とても大きな進歩ですね!!