譜読みが早くなると

先日小学生の生徒さんがこんなことを言っていました。

 

「譜読みが早くなったから練習時間が増えた!」

 

これはどういうことなのでしょう?

 

ピアノにはどうしても譜読みという作業は避けられません。
譜読みは、どのレベルになってもしんどいものです。とにかく根気が必要です。

 

それなのに!!
譜読みはピアノには向かっているものの、その曲を上手に弾くための練習ではないのです。

そのことを、その生徒さんは気付いたのですね。

 

譜読みが終わってからが、本当の練習。

だから、ピアノに向かう時間が同じなら、譜読みはさっと早く終えられるほど「練習時間」が増えたと言っているわけです。

 

そのことを自分で気付けたのは、とても大きな進歩ですね!!

2021年08月24日|レッスン:子どものレッスン, 幼児のレッスン