楽譜を見ながら弾く、というのは初めてピアノに触れる時からやってもらっていることです。
その時から、楽譜を見ながら弾く練習を重ねています。
でも、上手になってくると、指の動きは難しくなってきますね。
鍵盤上の移動も多くなってきます。
そうすると、譜読みの段階では楽譜を見ながら弾いていくのは当然ですが、上手に弾こうと思うと楽譜を見ながらでは弾けなくなってきます。
ミスが増えたりワンテンポ遅れたりしてくるのです。
その時に、指を見ててごらんと声をかけます。
指は、目で見て頭でコントロールするからです。
次に指や手を移動させるところも、鍵盤を見ていると正確に移動することができます。
指を見るということは、鍵盤を見ていることでもありますので、指を見てと言うだけで、ふっと弾けることがあります。
目の動きを意識することで、頭と目と指がうまく連動するようになるのですね!