子どものレッスンは、上達を目指して教本を先へ先へと進めていきますね。
また、あまりにじっくり同じ曲に取り組んでも飽きてしまい、逆効果になってしまうこともあります。
それが大人になると、時間をかけられるようになります。
むしろ時間をかけてじっくり取り組みたいと思うことも多くなります。
たくさんの曲に触れるということも楽しみですが、ゆっくり曲と向き合って掘り下げていくことも楽しみですね。
例えば、組曲を順に一通り全曲練習した後、また最初からまとめて弾いてみたりもできますし、ソナタなら最終楽章まで順に弾いてみた後再び1楽章を弾いてみることもできます。
また、他にも、曲が仕上がってからももう少し弾いていたいと思われることもあるでしょう。
その曲を改めて見つめ直して新しい発見があったり、ある程度仕上がった後しばらくその曲を弾いて楽しんで味わっていたい、というのはとても理解できることです。
その味わう時間が音楽の楽しみ。
また、そう思えるのは素晴らしい曲に出会ったからですね!!